サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

イタリアの家

残念ながら、完成したその瞬間から
価値が目減りしていってしまう日本の住宅に対して、
アメリカやヨーロッパの住宅は、価値が落ちない仕組みが出来上がっています。
ここに、日本人がなかなか豊かになれない原因があるとして、
日本の家の寿命をもっと伸ばそうっていう方針のもと
様々な仕組みが作られはじめています。
価値が落ちない仕組みっていっても
ほったらかしでは価値が落ちちゃう訳で、
そうならないように、愛情を注いでいるんですよね。
定期的にメンテナンスするのはもちろん、
家具やインテリアも永く使い続けられる物を好み
多くのゲストを招いて、自宅での時間を楽しむ事で
より愛着が湧いて大切にしたいっていう気持ちになるんです。
そんなライフスタイルの違いから、
日本と家と比べると、玄関ホールが大きいっていうのがイタリアの家の特徴です。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
お客様を出迎え、お見送りするパブリックな場所。
贅沢だなぁと思っちゃいますよね。
どこぞのレストランのようですね。
不況になって「ウチ」で何かをするって事が流行はじめている日本。
高度経済成長の終焉で、ヨーロッパ型の暮らし方に
シフトしていくだろうって言われてるので、
もしかすると50年後の日本の家も、
こんな大きな玄関がスタンダードになってるかもしれないね。
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