サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

家づくりの第一歩

平清盛に運命の人と、最近日曜の夜が楽しみになってきました。
それぞれ登っていく人と、転がり落ちていく人の物語。
出来れば、転がり落ちたくはないなぁ~。
さて今日は、家づくりの第一歩に関するお話しです。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
資料請求など、お問い合せを頂く際に、
「間取りが見たいんです。」って言われる事が結構ありますが、
家が欲しいなぁって思い始めると、どんな間取りがいいかなぁ~なんて考えると思います。
間取りって平面プランの事で、リビングは20帖がいいとか、キッチンは・・・とか、
それぞれの空間の大きさを考えがちだけど、まずは生活の事を考えたほうがいいんです。
食事を作り、家族で食べて、くつろぎ、テレビを見る。
なんていう日常の事それぞれに、それぞれの空間があるわけではなく
物語のように連続性のある空間が必要になってきます。
その物語をよく聞かせてもらうと、その家族らしい暮らしの形が見えてくるんです。
その物語も、五年、十年の話しではありません。
二十年、三十年と続いていくのですから、その未来のことまで考えて
部屋と部屋との関係をつくりたいものです。
時には家具を置いて空間を分けたり、建具を開け閉めすることで
オープンにしたりクローズにしたりと、様々な使い方ができるようにすることで
家の寿命も伸びていきます。
それぞれの行為に、それぞれ部屋を割り振っていったら
どんどん家がデカクなっちゃうし、そうすると当然コストも上がってきます。
50坪、60坪の家にお年寄りが一人で住んでて、持て余しちゃってどうしようもない。
で結局他へ移っていって、空き家がどんどん増えている状況は
なんとかしないといけないと思ってます。
という事で、家づくりの一歩って
どんなデザインがいいとか、部屋は何部屋欲しいとかいうことじゃなくって、
家族とどういう暮らしをしたいかって事を、環境や時の流れなども考慮して
考え整理する事なんですよね。
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