未だ邦人の安否も分からず、全容が解明されていません。
親族の方は、ずっと眠れない夜を過ごしているんでしょうね。
私も犠牲者の方々の冥福を祈り
黙とう。
このように、どっかで大きな地震が起きるたびに、
住宅の耐震性が話題になりますが、
下の数字を見ると、耐震改修は一向に進んでいないようですね。
<建築時期> | <戸建ストック> | <耐震補強実施率> |
昭和55年以前 | 1015万戸 | 4.1% |
昭和56年~平成2年 | 512万戸 | 2.9% |
平成3年~ | 943万戸 | 1.7% |
一般的には、耐震に関する建築基準法の改正が行われた
昭和56年以前の建物に問題があるケースが多いとされてますが、
その数は1000万戸もあるのに、耐震補強を実施したのは
5%にも満たないんです。
命はお金に代えられないけど、
人間、いつか起こるかもしれない。って事は
なかなか真剣に考えようとしないですからね。
ただ、その55年以前の建物だから全て
危ないってわけじゃないんですけど
人間の体と同じで、定期健診したほうがいいのは間違いないです。
その診断や治療に関して、
以前から県や市町村による助成制度はありましたが、
自治体によっては制度がないケースも多かったり
PRが足らなくて知らないよ~って人も多いと思います。
しかし昨年末、
国が1戸当たり30万円まで補助金を出すことが決まりました。
耐震改修に国が一律30万円補助へ 地域格差を是正
ちなみに宇都宮市では、
耐震診断と耐震改修に補助制度を設けています。
詳しくは↓のサイトを見て下さいね。
耐震診断・耐震改修のおすすめ
今、市役所の方に電話で聞いてみましたが
今年度の耐震診断の予算は使い切ってしまったそうです。
ちなみに申込件数は22件。
来年度となる4月からは、また今年度と同じぐらいの予算が
確保されそうだという事です。
家族を守るべき家が、
逆に家族の命を奪ってしまうってのは悲しい事です。
今回の地震を教訓に、少しでも耐震化が進むといいですね。