サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

空師(そらし)

つけっ放しのテレビから流れてきた言葉。
初めて聞く言葉だったけど、皆さんはご存知でしょうか?
空師とは巨木にチェーンソーを持って登り、
空に近い上部から木を伐っていくことを仕事とする人のこと。
住宅街や寺社仏閣など、狭い土地にある巨木の伐採を得意とする。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
明治の頃より受け継がれている仕事で,
庭師や植木職人では太刀打ちできないような巨木を伐採する。
そんな仕事を行う彼らをして「空」で仕事をする職人だということで,
ビルなどなかった時代にその名前がついたそうだ。
あらかじめ、クレーンで吊り上げておいて
チェンソーでカットして切り離していく。
枝、葉っぱに覆われていた空がひらけていく様は、
空に一番近い場所で仕事する空師という名前がピッタリだ。
もちろん、スカイツリーとか富士山とか
もっと高さがある物は沢山あるけど、
間違いなく空に一番近いところで仕事をする人たちだ。
でかくなり過ぎて、そのまま切り倒すことが叶わず、
でも腐蝕により倒木の恐れがあるとか、
大きな枝が落ちてきて被害を及ぼすとか、
そんな木はいっぱいありそうだ。
そんな時に空師の出番がやってくる。
とても印象的だったのは、
木を伐る前にお酒を蒔いてお祓いし
感謝の念を込めて伐っていく姿。
命にも関わる危険な仕事だけに
なんかジーンとくるシーンだった。
そう言えば、真岡分譲地の隣にも
デカイ木があったなぁ。
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