建築十書

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今日の午前中は、事務所併用二世帯住宅の打ち合わせに出掛けました。
色々ありましたが、また声をかけて頂き嬉しく思ってます。
うまくまとめられるように頑張らねば。
さて今日のネタは、『建築十書』について
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建築十書っていうのは、古代ローマ時代に建築家・建築理論家であるウィトルウィウスが記した『建築について』(De Architectura)のこと。
この中で、建築の三大要素として「強・用・美」を挙げています。
「強がなければ用は果たせない、
 強と用がなければ美は形だけのもの、
 そして、美がなければ建築とはいえない」
強は構造、用が機能、そして美は形態とも言い換えられます。
構造的にしっかりしていなければ、家族を守れない。
セットのようなハリボテじゃ、そこで暮らす事はできない。
そして美しいデザインで、周囲によい影響を与える建物じゃなきゃぶっ壊せ!
っていう事でしょうか。
そして、現代社会で求められる建築には、
もう一つキーワードがあるように感じます。
それは、
「快=環境」
です。
最近よく聞くようになったスマートハウスも、
よい環境を整える為にこそあるべきものだと思いますが
太陽光の発電効率がどうとかっていう技術的な話しが専攻して
で、私たちの暮らしがどう変わるの?
っていう所が伝わっていないようです。
その辺を、明日、東京で勉強してくる予定です。
その内容に関しては、またお伝えしますねぇ~。
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