今日は、山形県鶴岡市に、その隣町の酒田市を巡ってきました。
その二市を中心としたエリアを庄内地方と呼びます。
ちなみに私の実家がある新庄とその周辺を最上地方。
上杉神社で有名な米沢周辺を置賜地方。
そして、県庁所在地の山形市を中心とした村山地方の四つの地方に分けられます。
同じ山形といっても、それぞれに特徴があって結構違うんですよねぇ~。
まずは、今回の庄内巡りの第一回目です。
鶴岡市にある、致道博物館。
元々は庄内藩主酒井家の御用屋敷だったものを、博物館として公開しています。
ここは、旧西田川郡役所。重要文化財にも指定されてますが、
素敵な建物ですねぇ。明治14年に建てられました。
このハットは!!!!
明治時代の貴重な資料と戊辰戦争時の資料が多数展示されてます。
鹿児島と兄弟都市の契りを結んでますが、西郷さんが関係してたんですね。
山形県内でも、新政府軍と旧幕府軍に分かれて激しい戦いが繰り広げられた時期もありました。
さてコチラは、田麦俣の民家。田麦俣というのは地名で、そこから、移築・保存されてます。
一重三階寄棟造茅葺きという、なかなか珍しい作りになってます。
今日は、毎年1月から3月頃に行なわれているという
茅葺屋根の防虫を目的とした火焚きが行なわれていて、建物の中が煙で充満してました。
囲炉裏の前で女性二人が火の番をされてましたが、
ウチに帰る頃には、すっかり美味しそうな匂いが染み付いてるんでしょうね。
ここは内部の公開はしてなかったのですが、旧鶴岡警察署庁舎です。
明治17年に建てられたものですが、棟梁が先程の旧西田川郡役所と同じ高橋兼吉氏だそうです。