サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

豊かな生活のための建築

九州地方は記録的な豪雨に見舞われていますね。
そういえば、九州の土を踏んだ事が未だに無かった。
自分の知ってる九州とは、テレビの映像や、写真知った世界。
これが、実際に体で感じていたら、
今日のニュースの受け止め方も違ってくるのかなと思いますね。
被害の大きさは、まだよく分りませんが
一日も早く安心して眠れる夜を迎えられることを祈ります。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
さて今日の本題は、
チャールズ皇太子による『英国の未来像』という本の中で、
魂をもった豊かな生活を送る為に、建築とはどうあるべきか
という事に答えた、10の原則を紹介したいと思います。
1).場所:「風景を蹂躙するな」
2).建築の格付け(ヒエラルキー):「もし、建物が自己を表現できないとしたら、われわれは建物をどうして理解できるのか?」
3).尺度(スケール):「小さいものほどよい。大きすぎても不十分」
4).調和:「聖歌隊とともに歌え、合唱にさからうな」
5).囲い地(エンクロージャー):「子供たちに安全な遊び場を用意し、風はどこか別の場所に吹かせよ」
6).材料:「材料は、それがある所にあらしめよ」
7).装飾:「むき出しの輪郭はいただけない、細部を豊かにせよ」
8).芸術:「公共プロジェクトの際には、建築家と芸術家は早い段階から手を組むべきである」
9).看板と照明:「公共の場所に粗悪な看板を立てるな」
10).コミュニティ:「家を建てるときは、そこに住むことになる人の意見を聞け」
と、さすが一国を代表する方のお言葉だけあって
少々難解な言葉が並んでいますが、
その建築物のある、地域・風土・気候を大切にし
美しいものに囲まれ、美しい心を育みましょう。
ってとこかな。
ともあれ、豊かな暮らしには、美しい建築が不可欠ってことなので
もっと色んな努力が必要だなぁ~と思うんですよね。
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