サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

長期優良住宅、制度開始から38カ月

昨日から仕事している方も多いんでしょうか。
私は今日から仕事再開しています。
来週末は見学会もありますので、良かったら足を運んで下さいね。
さて今日のネタは、新建ハウジングwebから。
長期優良住宅、累計認定戸数30万戸超に
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
※この家も長期優良住宅です。
皆さん、長期優良住宅っていう言葉は聞いたことありますか?
家を建てるっていう事を考え始めた。もしくは最近家を建てた。って方しか
知らない言葉かもしれません。
2009年6月に施行された、
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」という法律があるのですが、
日本人が欧米人に比べて、イマイチ豊かになれないのは
住宅の寿命が短いからだ。ということで、
20年とも言われている日本の住宅の寿命を50年、80年と伸ばすことで
住宅に対する負担を軽減し、日本人の豊かな暮らしを実現することを目的としています。
今は、自分たちの代だけで35年の住宅ローンを負担していますが、
これを三世代でシェアするイメージです。
住宅にかけるお金が三分の一になるんですから、
その分、家族で旅行に行ったり、美味しいもん食べたり出来ますよね。
その分住宅業界に落ちるお金は減るのが残念ですが。。。
住宅の寿命が伸びると、家計が潤うだけでなくて
古くなった建物の解体に伴う廃棄物も減りますから
地球環境にも優しいというわけです。
今、日本の空き家問題は深刻化しているので、
国は寿命の短い安普請の家を、建てて欲しくないと思ってます。
なので、長期優良住宅に補助金を付けたりといったメリットを色々つけて
普及拡大に力をいれてきた38ヶ月だったのです。
ただ、その住宅の寿命を伸ばすということの肝は、
定期的に適切なメンテナンスを施して、100年を目指すってことなので
まだまだその挑戦は始まったばかりということですね。
ライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、住まいをどんどん変えていくアメリカでは、
自分で手入れするのが当たり前の文化になってますが、
これは、手入れしたほうがより高く売れたり、貸したりできるからなんですよね。
この辺の既存住宅の貸したり、借りたりってのを、もっと活発化させることが
とっても重要な課題の一つなんです。
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