サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

映画「タワーリング・インフェルノ」を観た。

タワーリング・インフェルノは、1974年のアメリカ映画。
ということは、もう38年も前の映画になるんだけど、
今観ても、全然その輝きは薄れていない。
TOHOシネマズの、午前十時の映画祭で観てきました。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]

ストーリーは、Wikipediaより

アメリカ・サンフランシスコの新名所、138階建のグラスタワー落成式が催された。
だがその真っ只中、ロジャー・シモンズが予算を着服するために行った
電気系統の手抜き工事が原因となり、81階の備品室でボヤ火災が発生していた。
設計者のロバーツはオーナーのダンカンに
135階の会場に300名の来賓を招いて開かれた落成式を直ちに中止するよう進言するが、
ダンカンは全く耳を貸さない。そうしているうちに火災は序々に深刻の度を増し、
落成式の会場に迫っていった。

事態を重く見た消防隊のオハラハン隊長は決死の救出作戦に出る。

初めて観たのは、まだ建築家を目指していた学生の頃。
手抜き工事により大勢の人が犠牲になったことに衝撃を覚えた。
今観ても全然色褪せてないのは、
ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンがかっこいいから。
ってのもあるけど、仕事をしていくうえで
予算とどう折り合いをつけていくかってのが
永遠のテーマだからなんだろう。
安心、安全が第一って、絶対みんな思ってるはずなのに、
建築に限らず、食品とか色んな業界で偽装ってなくならないんだよね。
中には意図的にやってる悪党もいるかもしれないけど、
最初は、そんな気がなかったのに
あれっ。誰も気づかないの?
って事から、どんどん深みにはまってく。
人間ってそういう生き物だって前提にたったうえで
しくみを作っていくことが重要なんだと、最近特にそう思う。
まだ観たことないって方は、今すぐレンタルしてきましょう!

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