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住まいの照明計画 その弐

来月にはお客さまへのお引き渡しが決まっていて、
見学出来るのは今月いっぱいです。
という事をwebで書いたからなのか、
今日は四組のお客さまに見学して頂きました。
まだまだ見学のご予約受付中ですので、
気が向いたらご連絡下さい。
さて本日は、
住まいの照明計画 その壱の続きです。
照明には大きく分けると直接照明と間接照明の二つがあるって話しでしたが、
間接照明にも様々な種類があるんです。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
例えばこちらが、コーブ照明。

そしてこれもコーブ照明。

コーブ照明というのは、すべての光を天井に出す間接照明で、
上の図のように照明を仕込んであります。
天井高があまりなくて広めの空間で使うことが多く、
柔らかな雰囲気の空間にしてくれます。
あくまでも補助照明ですが、
就寝前の時間などは、この照明の中で過ごすことで
良い眠りのための準備が整えられたりします。

そしてこちらは、コーニス照明。

先ほどのコーブ照明は天井を照らす照明でしたが、
コーニス照明は壁面を照らす照明で、上の図のように照明を仕込んだりします。
その上の写真のケースでは、カーテンレールも窪みの所に収めて
壁とカーテンを照らしてます。
コーブ照明を使うと、空間を広く感じる効果があるのと、
その照らされた壁の素材感を引き立たせてくれるので、
例えば、石やタイルを貼った壁なんかを照らすと、素敵です。
どちらもケースも、ご覧のとおり、
建築が完成してから採用するのはちょっと難しい。
なので、住宅のプランの段階から
その空間で、どんな時間を過ごすのか。
そしてその為にはどんな照明が必要か。
なんてことを考えながら作っているんです。
ではでは、その参へ続きま~す。
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