緑を通してみる家は素晴らしい。
と、つくづく感じます。
家と庭の関係って、色んな例えで言われるけど
料理と皿とか、刀と鞘とか。
いや、それは初めて聞いたな。
ともかく、人が衣服を身にまとってるように
切っても切れない関係なのは間違いないです。
そしてそれは、自分という存在と社会を繋げる役目があるもので、
庭の場合は、地域との繋がりを担うという重要な役目があるんです。
近所の人が散歩してこの家の前を通った時に、
なんとなく足を止めて、暫く眺めてる。
みたいな光景が眼に浮かびます。
今は寒いから、家に籠りがちになっちゃいますけど、
なんかこう外に出たくなっちゃって、
近所の人と挨拶をかわす。みたいな光景が街には必要だと思うんですよね。
ということで、この庭は
少しでも、近所の方たちの心が豊かになることのお役に立てればいいな。
という優しさで出来ているのです。
もちろん、ここに住む方自身も癒されますが。
矢板市乙畑の、つつじが丘ニュータウン内に
建築中のNさんの平屋。もうすぐ完成です。
どっかの建売住宅のように、綺麗な庭じゃなくて、
まるで以前からそこにあったかのような
自然に溶け込んでる庭。を目指してます。
その方が、ちょっと雑草が生えても気にならない。
ってのもありますし。
こちらは玄関ホールの壁。
古材を壁一面に貼りました。
お父さんは「何だこれ」と言うんじゃないかと思いますけど。
リビングから眺める庭も素敵なんですけど、
珍しく写真忘れちゃったので、今度紹介しますね。
ではでは〜。
