映画「ブルージャスミン」を観た。

投稿日:

ウディ・アレンといえば、喜劇だと思ってたけど
この映画はシリアスというのか、
空回りしてる姿に失笑というか。
それでも、上昇志向を常に持ち続けている人は
嫌いではありません。

大富豪の妻という地位から一文無しへ転げ落ち、
それでもまた以前の生活を取り戻したいと
もがき続ける女性の話し。
自分はこんなもんじゃない。今に見てろ。
って声に出していう人って、今までそんなに逢ったことないけど
そういう思いがなかったら、成長することもないよな。
今の居心地のいい世界を守りたい。
ってのも別に悪くないけど、
本当の心の底では、別の世界を望んでるのに
今が最高だと無理矢理思い込んでるケースのが多い気がする。
主人公のように、あからさまに人を見下した態度・言葉を吐いてたら
そりゃぁ人はどんどん離れていくだろうけど
自分もそうだけど、少なからず常に何かと比較しながら生きてるからね。
あの人と比べて、ここは勝ってるけど、ここは負けてるとか。
大切なのはきっと、その後に何をするかでしょう。
主人公も映画のラストは最低最悪だったけど、
いつか理想の世界を手にいれて欲しいなぁと
応援する気持ちのほうが強かった。
上昇志向を持ち続けてる人って、嫌いじゃないから。

マイクの手配書← 今日もブログ読んで頂いてありがとうございました。
ついでにクリックして頂けると嬉しいです♪