廊下について

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自分の住んでるここ宇都宮では、
今日成人式が行なわれていたみたいですね。
自分の田舎では、お盆に成人式を開催(今もそうかな?)するんだけど、
残念ながら参加しませんでした。
理由は良く覚えていない。
もうすぐW成人式を迎えるので、その時には
盛大にひっそりと祝う事に決めました。はい。
なんでもお隣の美容室アトラスさんでは、
深夜の2時から働いていたスタッフさんもいたみたい。
本当にお疲れさまです。
さて珠には、建築っぽい小咄をひとつ。
今、住宅のプランを考える時に
「無駄な廊下をなくしましょう。」
って言ってる設計士さんが多いと思うけど、
廊下を無くす事にこだわって
そこでどんな暮らしが営まれるのか
まったく配慮していない
プランをよく見かけます。
たしかに昔の家につきものだった長い廊下は
なんか薄暗いイメージがあるし、
限られた予算と面積を有効に使おうと思ったら
「廊下を無くしました」
っていう言葉が、もう錦の美旗のように輝いて
「なんかいいかも」
って思ってしまうのを間違いとはいえないよね。
でも廊下をたんなる通路としてとらえるんじゃなくて
そこに様々なドラマを盛り込めるとしたら、
毎日の暮らしが劇的に変わってくると思うんです。
その部分にこそ設計士さんの価値があるし
腕の見せどころだよね。
これは廊下の是非を問うてる訳じゃなくて
ちゃんと人を見てるかって話でした。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]-カレンダー
自分の場合のドラマは、
小学生の時に廊下に立たされた事。
それも今となっては良い思いで。
写真は今年用意したカレンダー。
シンプルだけど結構気にいってます。
サイズがも少し大きいとなお良かったかな。