「家作りはラブストーリーと似ている」
そう語るのは、韓国のイ・ヨンジュ映画監督。
初恋と建築がテーマの、「建築学概論」という新作を手がけたそうだ。
建築学概論というと、大学の講義を思い出すなぁ。
監督いわく、「家に行くとその人の趣向がわかるように、
家を建築しながら互いの趣向を理解しあい、相手について深く知っていくということは、
ラブストーリーの構造とぴったり合うと思った」
っていう事ですが、
そんな付き合い方が出来たら素敵だなぁと思います。
世の中には、クライアントの心に深く入り込みすぎて
その奥さんと一緒に逃げてしまった有名建築家もいるぐらいです。
もちろん逃避行をよしとしている訳ではありません。
ただ、そのぐらいお客様の心の中に入り込んでいかないと
いい家は作れねぇ～なって事です。
学生時代にとってもお世話になった小西先生が、4月から札幌の大学院教授に就任されるという事で、この場を借りてお祝いさせて頂きます。おめでとうございます。っていう言葉が適切なのかどうかは分りませんが、どうぞお身体を大事になさって下さい。