映画「千年の愉楽」を観た。

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若松孝二監督の千年の愉楽(ゆらく)。
昨年「11.25自決の日」という映画も観てますが、
そうか~。若松監督昨年亡くなってたんでしたね。
今回の作品が遺作ということになりますが、ホント完成して良かったと思います。

映画『千年の愉楽』オリジナル・サウンドトラック

今回、この映画を上映してくれていたのは、宇都宮のヒカリ座。
ここに来ると、結構な確立で貸し切りなんだけど
今日は意外と混んでましたねぇ~。
皆さん、自分なんかより相当人生経験豊富な方ばかりでしたけど。
とは言っても、シネコンじゃ上映しないよね。やっぱり。
原作の中上健次が被差別部落の出身で、その部落のことを
「路地」と呼んでるんだけど、その辺りの予備知識があったら
もっとこの映画の事を理解出来たんじゃないかと思う。
自らの出自を呪うことなく、命の炎を真っ赤に滾らせ
壮絶に散っていく登場人物たち。
そして暇なんだとおもうけど、狭い街で噂話に終始する外野の人たち。
自分もそんな風に生きたいと思いながらも、
そうは生きられないという嫉妬だね。
最近小説読んでないんだけど、
この原作探して読んでみようかな~。

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