サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

映画「思秋期」を観た。

思秋期って言葉、初めて聞いたんだけど
岩崎宏美さんの歌にあるよ。
って、新潟の印刷会社の社長さんが教えてくれました。
気になったので検索してみると、
出てくるのは。その歌の事とこの映画のことぐらいで
やはりあまり使われていない言葉のようです。
でも、思秋期って、
哀愁漂ういい言葉だなぁ~って思うのは私だけでしょうか。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
映画の方は、そんな哀愁なんかぶっ飛ばすぐらい
人間の苦悩や、抱える闇だけが描かれてて、ちょっと心が苦しくなる。
この右側の、いいオッサンが自分の感情を抑えきれなくて暴力に走るからね。
そして、左側の女性は暴力に怯える辛い日々を過ごす。
そんな中出逢った二人が次第に惹かれあい、
最初はただ寂しさを紛らわすだけだったかもしれないけど、
愛情が芽生え、一緒になるというハッピーエンド。
じゃない所がこの映画のいいトコ。
自分の10年後、15年後に、
この映画のように激しく生きなきゃならないとしたら
辛いことこの上なしだけど、
みんな同じように悩んでるんじゃないかとも思う。
よく事件が起こった時なんかに、
廻りの人たちが、あんな事するような人には見えない。
なんて事をよく言うけど、そもそも、
どんだけその人のことを知ってるのか。
興味がなくて、知ろうとさえしてないでしょ。
と、思うこともしばしば。
理不尽な暴力でこられたら、さすがにやだけど
その人を丸ごと受け入れられるだけの
大きな人間になりたいなぁ~。
と思うんだけど、なかなかその道は険しそうです。
眼を背けたくなるもの。って、実は自分の中に抱える闇だったりするから、
その闇と上手く付き合えて、いい映画だ。っていう人もいれば、
その逆に、最悪の映画だ。っていう人も多いだろう。
そんな風に、プラスでもマイナスでも
心が動かされるのがよい映画なんではなかろうかと想う今日この頃です。
なんかコレ、上手くまとまらなかったな。

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