サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

映画「その夜の侍 」を観た。

ダニエル・グレイグの007も観たかったんですけど、
もうすぐ終了しそうで、レイトショーしかやってないコチラを選びました。

その夜の侍。
劇団「THE SHAMPOO HAT」を率いる赤堀雅秋が、自ら作・演出と主演を務めた同名作を改稿し、監督を務めて映画化した人間ドラマ。妻をひき逃げ事故で失い、その犯人への復讐を果たそうと考えながらも良心の呵責に苛まれる男の姿を重厚な演出で描く。堺雅人が復讐を誓う男を、山田孝之がひき逃げの犯人を演じる。共演は綾野剛、谷村美月、安藤サクラ。
ということですが、なかなかいい映画でした。
ただの、ひき逃げ犯と復讐を誓う男の物語を越えているのは
出演する俳優、女優の演技力が抜群だからだけど
どんなにどうしようもない人間でも、
周りの優しさに触れれば変われるし、
どんな悪人でも誰かに必要とされる事ってあるんだなぁ~。
もちろん暴力で人を従わせることほど理不尽なことってないけど、
暴力をふるえる人っていうのも、実際なかなかいないので
それも人を惹き付ける魅力になりうるのかもね。
もちろん肯定はしないけど。
全編通して、重っくるしいテーマがのしかかってくるけど、
最後の最後で重しがとれて軽くなる感じ。
よくあるハッピーエンドとは違うけどね。

iPhoneからの投稿
← 今日もブログ読んで頂いてありがとうございました。
ついでにクリックして頂けると嬉しいです♪

モバイルバージョンを終了