映画「それでも夜は明ける」を観た。

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「それでも夜は明ける」という邦題はイマイチでしたが、
なんでイマイチかというと「夜は明ける」っていうと、
辛いことがあっても耐え凌げば必ず明るい未来が待ってる。
みたいな感じがするのに、全然明けてねぇ~じゃん!
って映画だから。
もちろん、そこから更に時代は流れて
当時の奴隷制度は無くなっているけどね。

黒人奴隷制度がなかった日本人が観るのと、
アメリカ人が観るのとでは、感じ方が全然違うと思うけど、
そういう制度の中に身を置くと、
何の疑問も持たずに奴隷制度を受け入れてしまう恐さがあるなぁ~って感じた。
奴隷制度は悪だ!ともちろん自分はそう思うけど、
自分が当時の白人だったら、黒人にムチ打ってたかもしれないし
値段を付けて売買してたかもしれない。
それと、主人公は自由(奴隷じゃない)黒人という身分だったのが、
騙されて奴隷に身を窶したんだけど、
同じ黒人なのに、自由な人と奴隷との境界線はどこにあるのかが
とっても気になる所です。
という文化の違いはあれど、
映画としては傑作なのは間違いないですよ。

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