サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

神は細部に宿る

「神は細部に宿る」
これは建築家のミース・ファンデルローエの言葉だと言われてる。
これがどういう意味なのか?ってのは、
様々な解釈がされてるけど
「細かいディティールの美しさが、全体の美しさの決めてになる」
というような解釈が一般的かな。
大好きな椅子、バルセロナチェアもミースのデザイン。
世に多く出回ってるレプリカと、
本物はやっぱり違うんだよねぇ~。
いつかは本物を手にしたいと思ってます。
とその前に、それに見合う人間にならないと。
で、神は~の話ですけど
細部にだけこだわっちゃって
何でこんな事やってたんだっけ?
と目的を忘れちゃ駄目だよね。
それに、その細部にだけこだわって
何の考えもなく
他からパクってきたって駄目だよね。
最後まで手を抜かずに頑張ってる姿を
神様はちゃんと見てくれてるよ。
ここまで来たのに妥協しちゃうのは
もったいない。
やりきったと思える所までやって初めて
楽しくなるんだから。
っていう仕事に取り組む姿勢を
教えられている気がする。
振り返ってみると
まだまだですね。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]-未設定
このファンズワース邸がテレビで紹介された時に父親が言った言葉は、
「人の住む家じゃねーな。」
だった。たしか。若かったからカチーンときたような。
確かに家だけみたら覗かれ放題だし
落ち着かない事このうえないけど、
人里離れた森に囲まれた敷地という条件と
セットにして考えないと成立しない家。
実際、建て主ともめた話も聞いてるので
住む人を選ぶのは間違いないね。
死ぬまでに一度は見てみたい住宅の一つ。
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