サイトアイコン 名前のない家[溝延達也のブログ]

『SIDE6:勝利を逃す「失速上司」の条件』から

雪がちらついている宇都宮からこんばんは。
今日も『ガンダムが教えてくれたこと』からの学びです。
$名前のない家[中村ハウジング企画室/溝延達也のブログ]
この方、ランバ・ラル大尉。かなり人気の高いキャラクターです。
歴戦の勇士で、部下思い。「わしの出世は、部下達の生活の安定につながる。」
っていう名言もあるくらいです。
この部下の事を本当に大事にするっていうのは、ビジネスシーンでいうと
会社や社長や上司が、社員や部下を本当に大切にするって事と同意。
この社員を大切にするって事で、業績をどんどん伸ばしている会社もあるということですが、
じゃぁ何故ランバ・ラル隊は、志し半ばで倒れてしまったのか?
部下の幸せを心から願っていたのに。
その答えは、ランバ・ラルにある能力に欠けていたからなんですが、
その能力とは、
「部下が全力を尽くすことで結果が出せる仕組み」
なんです。この能力が無かったから、アムロとガンダムに敗れてしまったんですね。
味方であるはずのマ・クベの陰謀で、満足な補給が受けられず、
最新式のモビルスーツも手に入らず、旧式の装備で戦いに挑むしかなかった。
もちろんこれだけじゃないんだけど、
自分の部隊に有利な補給を受けられる交渉術があれば、
ザクじゃなくて最新式のドムを揃え、見事ガンダムを討ち果たしていたことでしょう。
部下の幸せを本当に考えるなら、勝つ見込みの薄い戦いに部下を向かわせるのでなく
勝つ可能性を最大限に引き上げてやってはじめて、戦いに向かわせるべきだった。
ビジネスの現場に置き換えて考えると、やみくもに「売ってこい!」って言うんじゃなくて、
提案の仕方を細かくアドバイスしたり、今回の訪問の目的を明確にして動きやすくしたり、
自社独自のサービスを考えて提供したり、ファンが集まる仕組みを構築したりと、
売れるっていう成功体験を積み重ねて、やる気がどんどん高まっていって、
一人一人が光り輝く存在になれるチームを作る。って事を
上の人間は考えないといけない。
もちろん自分は、そんな存在にはまだまだ程遠い訳で、
ミノフスキー粒子が濃くって、ゴールがどこなのか手探り状態ではありますが、
そんなチームが出来上がったら、もっと仕事が楽しくなるんだろうなぁって気がします。
この本の帯にも書いてありましたけど、
大人になった今だからこそ得られる気付きが一杯でした。
オススメの本です。ガンダム世代ならぜひ読んでみて下さいね。
ガンダムが教えてくれたこと 一年戦争に学ぶ“勝ち残る組織”のつくり方/鈴木 博毅
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