花は散るからこそ美しい

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昨年足を運んだ時には時既に遅しで
ほとんど花が散ってしまっていた偕楽園に
今年こそは!と行ってきました。
行ってきましたと言いながら、あまりの渋滞加減に
嫌気がさしてとっとと帰ってきてしまうのですが
花が咲く季節は決まってるから、そこに人が集中するのは当たり前なんだけど
花が散ってしまった後ってのも風情があっていいと思うんですけどね。
人間でいったら、この世に生を受けてよちよち歩きから
少年、青年、成年、中年、老人と、みな等しく年を重ねていくけど、
いい年の取り方してる人もいれば、そうじゃない人もいて
その違いは何かって言ったら、今を精一杯生きてるかどうかだと思う。
そして、人として花が咲いてるのって40代なんじゃなかろうかと、
これからの自分に期待してそう思ってるわけですが、
だから、30、40ぐらいで、この世をさってしまうのって
花が散ってるわけじゃなくて、枝ごと折られたようなもんだと思うですよね。
やっぱり、途中で折られちゃ駄目でしょ。
もちろん本人はその人生を全うしたかったはずだけど
やりたかった事もいっぱいあったはずだけど、
やっぱり、花は散るからこそ美しく
なんとかこう、セメダインかなんかで無理矢理くっつけて復活しないかね。
あっ、無理ですか。やっぱり。
ホント残念です。

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